今でも思い出す

ヘアケアする時、ずうっと忘れず思い出す


マシェリの香料入りのヘアスプレー


良い匂いがするから、出掛ける時に、気に入って付けていた



義母のあの一言で、そのヘアスプレーは、封印する事になってしまった


「あんた、通ったらすぐわかるわ、きつい匂いがするから」


エッ?そんなきつい?良い匂いやと思ってたのに


きつ過ぎるから使わん方がいいやろ、と、いう風に聞こえた


だから、すぐ、使うのを止めた


あれから、ヘアケア製品は無香料にしている


あの、義母の一言で、余計な一言で


義母の一言、って、キツいよね


グサって胸にナイフか突き刺さるような衝撃を与える


何気ない一言で


多分、匂いがキツいから周りに迷惑が掛かるから、言っとかないと、って


良い事したな、って思ってるのか


ただ、自分の鼻に合わなかったから、言っただけなのか、定かではないが


思い出す度、嫌な気持ちになる


自分の胸に留めときゃいいものを、思った事をすぐに口に出す


だから、ストレスが溜まらないんだろう


一生あんな嫌な性格は、変わらないだろう


平気に、何かあると、荷物まとめて出て行け、って言うのだから


自分が出て行け!!


叫びたい


でも、我慢だ


今は平穏な生活を送っている


私が超気を遣っているからだ、波風立たないように最善の注意をしている


持ち上げ、持ち上げ、持ち上げるのだ


行きたいと言えば連れて行き、欲しいと言えば買い与え、出来る限りの努力をしている


良い気分にさせ、文句を言えないようにさせる為


同居は、我慢、我慢、我慢


どちらかが我慢しないと成立しない


なので、我慢したくないから、先に先に先手を打つ事


自然に頭の回転が早くなる


悪賢くなる


そんなもんよ、同居、ってね


今日も、我慢、明日も我慢、ずうっと我慢